OdooにおけるMPS(基準生産計画:Master Production Schedule) の設定および利用方法をわかりやすくまとめます。
✅ 1. MPS(基準生産計画)を有効化する方法
- モジュール:製造(Manufacturing) にアクセス
- メニュー:
製造 > 設定 > 計画 を開く
- チェックボックス:「基準生産計画(Master Production Schedule)」をON
- ✅ これにより「計画」メニュー内に「基準生産計画」が表示されるようになります
✅ 2. MPSのメニューアクセスと初期設定
- メニュー:
製造 > 計画 > 基準生産計画
- 表示形式:製品ごとに 週/月単位のスプレッド形式の計画表
計画対象の製品を追加するには:
- プロダクトに対して 部品表(BoM) が設定されている必要があります
- 「行を追加」ボタンから、MPSの対象製品を選択できます
✅ 3. MPS画面の列(設定項目)解説
| 列名 | 内容 | 入力/自動 |
|---|
| 開始在庫 | 計画期間の開始時点にある在庫量 | 自動 |
| 需要予測 | 月/週ごとの販売予測 | 手動入力 |
| 実需 | 実際の販売オーダー数 | 自動取得 |
| 過去の実需(Y-1/Y-2) | 過去の実績データ | 自動取得 |
| 関節需要予測 | 他の製品の構成品としての予測需要 | 自動または手動(構成次第) |
| 補充予定 | 製造/購入する予定数量 | 手動入力(ここが最も重要) |
| 実補充 | 実際に補充された数量 | 自動取得(MOやPOの完了) |
| 予測在庫 | 開始在庫 + 補充予定 - 実需 に基づく将来の在庫 | 自動 |
| ATP(有効在庫数量) | 顧客に約束可能な在庫数 | 自動 |
✅ 4. セルの色による在庫状況の視覚化
| 色 | 意味 |
|---|
| 🔴 赤 | 在庫が不足している(予測在庫 < 0) |
| 🟢 緑 | 予測在庫が十分ある(余裕あり) |
| 🟡 黄 | ギリギリまたは微妙な在庫 |
flowchart TD
A[BoM登録済の製品をMPSに追加] --> B[需要予測・補充予定を入力]
B --> C[スケジューラー実行]
C --> D[製造/購買オーダー作成]
D --> E[在庫・実需に反映]
✅ 補足
- 「補充予定」に入力しなければ、自動で製造/購買オーダーは発生しません
- 補充は週単位または月単位のタイムバケットで管理されます
- スケジューラー実行は
在庫 > 処理 > スケジューラー から手動 or 定期バッチ設定可能です
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