✅ シナリオ概要
顧客からの受注に応じて製品を製造し、出荷まで行う一連の流れを、
- 最初は「MTO(Make to Order)」ルートで自動連携
- 後半では「Reordering Rule(再補充ルール)」による在庫ベースの製造
で比較・説明する内容です。
🧩 パターン①:MTOルートによる自動製造フロー
🔧 初期設定
- 在庫モジュール > 倉庫 > ルート
- 「Replenish on Order (MTO)」をアンアーカイブ(非表示状態から有効化)
- 製品の設定(Can be Soldにチェック)
- 「在庫管理」タブ:
- ✅ MTO(受注補充)
- ✅ 製造(Manufacture)
- 「在庫管理」タブ:
- 製造モジュール側では追加設定不要
🛒 販売から製造へ:流れ
- 販売 > Quotation(見積)作成 → Confirm
- 自動的に:
- 製造オーダー(MO)が生成
- 販売画面のスマートボタン「Manufacturing(製造)」からMOへジャンプ可能
- 製造画面で「Produce All」 → 製造完了
- 製造完了後、販売画面の「Delivery(配送)」スマートボタンから出荷へ
- **Validate(検証)**して出荷完了
👉 MTOによって受注に応じたMOが紐付いて自動生成される
🧩 パターン②:Reordering Rule(再補充ルール)による製造
🔧 設定内容
- プロダクト設定で MTO のチェックを外す
- 今回は MTO を使わず、在庫補充で製造を行う
- 在庫 > Reordering Rules(補充ルール)
- 新規ルールを作成
- ルート:Manufacture(製造)
- 最小数量(Min):0
- 最大数量(Max):0
- 補充数量(Qty To Order):1
❓ 00-1 ルールとは何か?
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| Min = 0 | 最低在庫量は 0(これを下回ると補充対象になる) |
| Max = 0 | 製品を蓄える意図はなく、補充後も在庫は最小限 |
| Qty = 1 | 注文ごとに1個ずつちょうど補充される |
➡ 「00-1」は 「最小0、最大0、注文1個」 という設定を略した言い方
➡ 実際の在庫が 0 の状態で注文が入ると、自動的に 1個だけ製造オーダーが発行される。
⚙ 運用上の違い(MTOとの比較)
| 観点 | MTOルート | Reordering Rule |
|---|---|---|
| MOの作成 | SO(販売注文)に連動して即時作成 | 製品在庫が最小量を下回るとMOが作成される |
| 製造スマートボタン | 販売画面に表示される | 表示されない(MOはSOに直接リンクしない) |
| 販売との結びつき | MOがSOに自動的に紐づく | SOとは無関係にMOが作成される(在庫補充として) |
| 製造確認 | SO画面から直接アクセス可 | 製造モジュールでMOを確認する必要あり |
🧾 処理フロー(Reordering Rule)
- SOを作成・Confirm(在庫がない状態)
- 製品在庫が 0 → Min(0)を下回ったとみなされる
- Reordering Ruleにより MOが自動生成される
- 製造完了後、販売モジュールから配送・Validate
✅ まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| MTO方式 | SOに連動したMOが自動生成され、紐づきも明確。販売主導型の製造。 |
| 00-1方式(Reordering Rule) | 補充ベースでMOが作成され、SOとは紐づかない。在庫主導型の製造。 |
| 00-1の意味 | 「在庫が最小0・最大0で、1個ずつ都度製造」する補充ルールのパターン |
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