Odooにおける受注生産(Make-to-Order: MTO)の仕組み
OdooのMTO機能では、顧客の受注に基づいて製品の製造プロセスが自動化されます。具体的な流れは以下の通りです。
① MTOルートの有効化
- 「在庫>倉庫>ルート」で「Make-to-Order(MTO)」ルートをアンアーカイブ化し、有効にします。
② 製品の設定
- 製品設定画面の「在庫管理」タブで、「受注補充(MTO)」と「製造」を選択します。
- 「購買」は外します。
③ 販売注文から製造注文の自動作成
- セールスモジュールで受注生産製品の見積書を作成し、販売注文を確定します。
- この操作により、自動的に製造オーダー(Manufacturing Order: MO)が生成されます。
④ 製造の実行
- 作成されたMOを確認し、「Produce All」で製造処理を進めます。
- 製造オーダーラインの在庫状況(Availability)の「Reserved」が1となり、資材が予約されます。
⑤ 配達処理の完了
- 製造が完了すると、Delivery(配送)オーダーを「Validate」し、顧客への出荷を完了させます。
MTOルートの利点
- 販売注文から直接製造注文が生成されるため、受注生産プロセスのワークフローが効率化されます。
- 在庫を最小限に抑えることが可能です。
- 販売注文、製造、配送が一貫して管理され、トレーサビリティが向上します。
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