作業区Overview>3つボタン>設定>OEEターゲット
✅ Manufacturing Efficiency でわかること
1. 作業区(Work Center)単位のOEE分析
OEE(Overall Equipment Effectiveness:総合設備効率)とは、以下3つの要素から算出されます:
| 要素 | 説明 |
|---|---|
| 可用率 | 実際の稼働時間 ÷ 計画稼働時間 |
| 性能効率 | 実際の処理速度 ÷ 標準処理速度 |
| 品質率 | 良品数 ÷ 総製品数 |
Odooでは作業オーダーのデータ(時間、数量)を元にこれらが自動計算されます。
2. OEEターゲットの設定と比較
各作業区に対して OEEターゲット(%) を設定できます。たとえば:
- 組立作業区 → OEEターゲット:80%
- 塗装作業区 → OEEターゲット:65%
これにより、Odooは実際のOEEと設定した目標を比較し、ダッシュボードやレポート上で警告や色分け表示を行います。
✅ OEEターゲットを変更するとどうなるか?
| 項目 | 影響 |
|---|---|
| 作業区のOEEターゲット | 実際のOEEとの比較が変化(過不足の判定) |
| 製造オーダーの効率評価 | KPIやレポートの色分け・警告閾値が変化 |
| スケジューラーの優先順位 | (直接影響はしないが、運用判断に影響) |
| ダッシュボードでの可視化 | 赤(目標未達)⇔緑(目標達成)の切り替え |
✅ 実務上の使い道
- 作業者や工程ごとのボトルネックを特定
- OEEが低い工程の見直し(時間・品質・段取り)
- 現場との改善目標の共有・進捗管理
「時間効率(Time Efficiency)」は、実作業時間が標準作業時間に対してどれだけ効率よく行われたかを示す指標で、OEE(Overall Equipment Effectiveness)の構成要素のひとつとして使われます。
🔍 時間効率(Time Efficiency)の計算式
Odooでは以下の式で計算されます: 時間効率(%)=(標準作業時間実際の作業時間)×100\text{時間効率(%)} = \left( \frac{\text{標準作業時間}}{\text{実際の作業時間}} \right) \times 100時間効率(%)=(実際の作業時間標準作業時間)×100
🔧 各項目の意味
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 標準作業時間 | 作業区(Work Center)や工程(Operation)に設定されている予定の所要時間。たとえば「この作業は5分で完了すべき」と定義されている時間。 |
| 実際の作業時間 | 実際にかかった時間。タイムトラッキングまたは手動入力で記録されます。 |
📌 例
- 標準作業時間:30分
- 実際の作業時間:40分
(3040)×100=75%\left( \frac{30}{40} \right) \times 100 = 75\%(4030)×100=75%
つまり時間効率は 75%。目標(たとえば85%)を下回る場合、作業時間の遅れ・段取りの非効率が疑われます。
コメントを残す