承認ルールについて:
特定のアクションを完了する前に承認手順が必要になるタイミングを定義できる。
作成例:1000ユーロを超えるベンダー請求書が、口座から引き落とされる前にCEOによって承認される承認フローを作成する
承認ルールはボタンに付属するため、Pay(支払い)ボタンに承認プロパティを付与する。StudioモードでPayボタンをクリックすると、プロパティタブがオープン。証人と承認ステップを追加するオプションが表示される。
+add an approve step > Approvers: 誰が承認するか(CEO) , Approver Group: , Users to notify (誰に通知): 例えば承認申請者 , ルール:トータル金額が1000ユーロ以上 ( total is greater than 1000) > confirm
承認者がさらに必要な場合は繰り返し。
approval order: (複数の承認者の場合の承認順序?)
Description : >
exclusive Approval チェックボックス(?)
CEOがPayボタンを押すことで承認プロセスが進む
Odoo Studio 承認ルール(Approval Rules)設定ガイド
1. 承認ルールとは
Odooの承認ルールは、特定のアクションを実行する前に承認手順を追加する機能です。
例えば、以下のような業務シナリオで使用します:
例:1000ユーロを超えるベンダー請求書は、CEOが承認するまで支払い処理を進めない。
2. 承認ルールの基本仕様
| 項目 | 説明 | 設定場所 |
|---|---|---|
| 対象アクション | 承認を必須にするボタン(例:Payボタン) | Studioモードで対象ボタンを選択 |
| 承認ルールの単位 | ボタン単位で設定 | モデル単位ではなく、ボタンごと |
| 承認プロセス | 1段階または複数段階を設定可能 | +Add an approval step で追加 |
| 条件設定 | 金額などの条件で承認を分岐 | 「ルール」設定で指定 |
3. 設定手順(Studioモード)
Step 1. 対象ボタンを選択
- Studioモードに切り替え
- 例:請求書画面 → Pay ボタンをクリック
- 右サイドの プロパティタブを開く
Step 2. 承認ステップを追加
- 「+ Add an approval step」 をクリック
- 以下の設定項目を入力:
| 設定項目 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| Approvers | 誰が承認するか | CEO |
| Approver Group | グループ単位で承認させる場合 | 管理部グループ |
| Users to notify | 通知先ユーザー | 申請者など |
| Rules | 承認が必要になる条件 | Total is greater than 1000 |
| Description | 承認依頼メールや通知に表示される説明 | 「1000ユーロ超の請求はCEO承認が必要です」 |
Step 3. 複数承認者を設定する
- Add another approval step をクリックで追加
- 各ステップで Approver / 条件 を設定
- Approval order で順序を指定
- Sequential(順次):1→2→3の順で承認
- Parallel(並列):複数人が同時承認可能
Step 4. Exclusive Approval
- Exclusive Approval チェックボックス:
- ONにすると「複数承認者がいる場合でも、最初の1人の承認だけでOK」に設定可能
- OFFにすると「設定した全員の承認が必要」
Step 5. 承認フローの実行
- 承認者がOdooにログインし、Payボタンをクリックすると承認画面が表示
- 指定した条件を満たす場合のみ、次のステップに進む
- 全承認が完了するとアクション実行(例:支払い処理)が可能に
4. 設定例:1000ユーロ超のベンダー請求承認フロー
| 承認ステップ | 承認者 | 条件 | 通知先 | 承認順序 |
|---|---|---|---|---|
| Step 1 | CEO | 請求額 > 1000 | 経理担当者 | 1 |
| Step 2 | 財務部長 | 請求額 > 5000 | 申請者 | 2 |
- CEOが承認 → 財務部長が承認 → 支払い処理実行
5. コンサルタント向けチェックリスト
- Studioモードでボタン単位で設定できることを理解している
- 承認条件(ルール)を活用して柔軟に制御できる
- 複数承認者・順序・並列設定が可能である
- Exclusive Approvalの意味を理解している
- 通知設定で申請者や関係者に自動連絡できることを把握している
6. まとめ
- 承認ルールはボタン単位で設定する
- 条件(例:金額)で承認フローを柔軟に作成可能
- 複数承認者・並列承認・Exclusive Approval対応
- Studioだけで設定できるので、コンサルタントが自分で構築可能
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