✅ 概要:Flexible Consumptionとは
通常、OdooではBOMに従って製造に必要な部材が予約・引き落とされます。しかし、実際の現場では:
- 材料が多く必要になった(品質問題や無駄が発生)
- 材料が少なくて済んだ(工夫により効率化された)
というケースが起こります。
Flexible Consumptionを有効にすると、部品表に設定された数量に縛られずに、実際に使った数量だけを在庫から引き落とせるようになります。
✅ いつ使うか(例)
| シナリオ | 内容 |
|---|---|
| 塗装の作業で塗料の使用量が毎回異なる | BOMでは1リットルだが、実際は1.2Lまたは0.8Lになることがある |
| 原料の一部を再利用した | 本来10個必要だったが、リワーク品を使い6個で済んだ |
| 繊維業などで長さや面積が変動 | カット幅などの微調整で実使用量が変動する |
✅ Odooでの設定方法
- 製品の部品表(BOM)を開く
- 「その他」タブ
- 必要に応じて「消費誤差を許容」の許可または、許可(警告表示あり)にチェックを入れる
✅ フロー(実際の使い方)
- 製造オーダーを作成・確認・開始
- 「消費(Consume)」の画面で、実際に使った材料の数量を手動で調整することができます
- 登録された数量で在庫が引き落とされ、在庫数量と会計上の数量が一致します
✅ 補足
- 消費誤差を許容は、正確な在庫管理や原価計算に大きく貢献します。
- 材料のロスや節約を記録することで、原価分析や作業品質のトラッキングにも活かされます。
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